ChatGPT PlusとGoogle AI Pro、先生はどちらを選ぶ?【2026年10月版】
ChatGPT PlusとGoogle AI Pro、先生はどちらを選ぶ?【2026年10月版】
こんにちは、ゆとり先生です。私立小学校で1年生の担任をしながら、ICT部主任と情報探究主任を務めています。Gemini認定教育者でもあります。
「AIに課金するなら、ChatGPT PlusとGoogle AI Proのどちらがいいですか?」と聞かれることが増えました。検索でも「chatgpt plus vs google ai pro」で調べる先生が多いようです。
先に正直にお伝えします。私はGeminiの認定を受けているので、Google寄りに見えるかもしれません。だからこの記事では、ChatGPTのほうが合う先生はどんな人かも、はっきり書きます。
先に結論
- 課金の前に、学校のGeminiが使えるかを確認する。学校のGoogleアカウントで使えるなら、校務はまずそこで始められます。
- 個人で1つ選ぶなら、「校務がGoogle中心か」で決める。Google中心ならGoogle AI Pro、「自分専用のAI助手」を育てたいならChatGPT Plusが合います。
- どちらを選んでも、児童の個人情報は入れない。これは料金より大事です。
この記事でわかること
- ChatGPT PlusとGoogle AI Proの料金と中身の違い
- 先生の仕事(所見・授業準備・プリント作り)での向き不向き
- 学校のGeminiと、個人契約のAIの違い
- どちらを選ぶか決めるためのフローチャート
1. 比べる前に、先生が見る3つの軸
AIの性能は、毎月のように更新されます。「どちらが賢いか」を比べても、記事が古くなるのが早く、先生の仕事にはあまり役に立ちません。先生が見るのは、次の3つです。
- お金:毎月いくらかかるか
- 校務との相性:いつもの道具(Googleのアプリなど)とつながるか
- 個人情報の扱い:学校のルールに合わせて使えるか
2. 料金と中身をざっくり比べる
料金はほぼ同じです。どちらも、1日あたり約100円です。
| 項目 | ChatGPT Plus | Google AI Pro |
|---|---|---|
| 月額の目安 | 約3,000円(約20ドル) | 2,900円 |
| 主な中身 | 上位の推論モデル(利用上限あり)、Deep Research、画像生成、音声 | 上位のGeminiモデル(無料版より広い利用枠)、Deep Research、画像・動画の生成 |
| 自分用の道具づくり | プロジェクト、カスタムGPT、スケジュール済みタスク | Gem(自分用のGemini)、資料を読み込ませるノート型のAI(NotebookLM) |
| Googleアプリとの連携 | 基本はChatGPTの画面で使う | GmailやGoogleドキュメントなどの中でGeminiが使える |
| おまけ | 特になし | 5TBのストレージ、YouTube Premium Lite など |
※2026年10月時点の公式ページと各種情報をもとにしています。金額や中身は変わることがあるので、契約前に必ず公式ページで確認してください。
もっと安く試したいとき
ChatGPTには、Plusより安い「Go」というプランもあります(広告が表示される場合があります)。Googleにも、下位の「Google AI Plus」があります。まず安く試したい先生は、こちらも検討してみてください。
3. 先生の仕事で比べると、差は小さい
先生の仕事に当てはめると、実はできることの大半は重なっています。違いが出るのは、「どの道具の中で使うか」です。
| 先生の仕事 | ChatGPT Plus | Google AI Pro | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 所見・学級通信の下書き | ◯ | ◯ | どちらでも書けます。大事なのは入れ方と確認です |
| 授業の発問・指導案の壁打ち | ◯ | ◯ | 案を複数出してもらい、先生が選びます |
| Googleドキュメント・Gmailの中で使う | △ | ◎ | 同じ画面で呼び出せるのが、Googleの強みです |
| 同じ指示を何度も使う | ◎ | ◯ | プロジェクトやカスタムGPTで、自分の型を育てやすいです |
| 長い資料を読み込んで整理する | ◯ | ◎ | 資料をまとめて読ませるノート型のAIが便利です |
| 挿絵や素材の画像づくり | ◯ | ◯ | どちらも作れます。好みで選んで大丈夫です |
この表は、公式に書かれている機能をもとにした私の見立てです。◎と◯の差は小さいので、「この表で決める」ものではありません。
私はGemini(Google AI Pro)を校務のメインに使っています。Googleドキュメントから直接Geminiに相談できるため、所見の下書きや保護者連絡文の作成がスムーズです。ChatGPT Plusはカスタムスキルが強力ですが、Googleのツールと連携する機会が多い私の環境では、Google AI Proのほうが日常の流れに合っていました。
4. 学校のGeminiと、個人契約のAIは別物です
ここは、料金より大事なところです。
学校がGoogle Workspace for Educationを契約していて、管理者がGeminiを有効にしている場合、先生は学校のアカウントでGeminiを使えます。Googleの説明では、Workspace向けのGeminiに入力したデータは、モデルの学習に使われることも、人間にレビューされることもないとされています。ただし、使える範囲は学校の契約内容と管理者の設定によるので、まず情報担当の先生に確認してください。
一方、自分で契約したChatGPT PlusやGoogle AI Proは、学校の契約とは別のものです。学校のルールで守られているわけではありません。
そのうえで、次の2点も確認しましょう。
- ChatGPT:設定のデータ管理で、会話をモデルの改善に使わせない設定にできるか確認する
- Gemini:個人アカウントの場合は、アクティビティの保存設定を確認する
なお、OpenAIの「ChatGPT for Teachers」は、米国の認定されたK-12の教育者向けのサービスです。日本の学校の先生は対象外なので、注意してください。
5. 私ならこう選びます
ここまでの内容を、フローチャートにまとめました。上から順に答えてみてください。
6. 契約する前のチェックリスト
- 学校のGeminiが使えるか、情報担当に確認した
- 無料版を、2週間ほど使ってみた
- 公式ページで、今の料金と中身を確認した
- 児童の個人情報を入れないルールを、自分で決めた
- AIの出力は下書きとして、必ず自分で確認する
7. よくある質問
Q. 両方契約したほうがいいですか?
おすすめしません。できることの大半が重なっているので、まず1つで十分です。足りないと感じたときに、もう1つを試せば間に合います。
Q. 無料版では足りませんか?
所見の下書きや授業の壁打ちなら、無料版でも始められます。回数の制限や、上位モデルを使いたいときに、有料版を検討する流れで大丈夫です。
Q. 先生なら割引はありますか?
国や時期によって、教育向けの特典が出ることがあります。ただ、日本の先生に当てはまるかは変わりやすいので、公式ページで確認してください。
Q. 途中でやめられますか?
どちらも月額の契約なので、合わなければ解約できます。解約の手順と更新日は、契約したときに確認しておきましょう。
まとめ
- 料金はほぼ同じで、できることの大半も重なっています。
- 決め手は、「校務がGoogle中心か」「自分専用のAI助手を育てたいか」の2つです。
- 課金の前に、学校のGeminiが使えるかを確認しましょう。
- どちらを選んでも、児童の個人情報は入れません。
所見をAIで下書きするときのプロンプトを、無料で配っています。個人情報を入れない書き方のコツも入っています。ご希望の先生は、LINEで受け取ってください。https://lin.ee/placeholder
あわせて読みたい:Canva for Educationの始め方
参考にした公式ページ
- ChatGPT 料金プラン(公式)
- ChatGPT for Teachers(OpenAIヘルプ)
- Google AIのプラン(公式)
- Google Workspace with Gemini(教育向け・管理者ヘルプ)
※この記事は2026年10月19日時点の情報です。料金や機能は変わることがあります。




