【ICT担当の先生が教える】WindowsでPythonをインストールする方法|初心者がハマるエラー対処法

学校でWindowsPCを貸与されたんですよ!

あれ?前Mac貸与されて喜んでませんでしたっけ?

ふふふ、新しくパソコンを補充した際に余っていたやつを今借りています。

WindowsとMac2台もパソコン持っていて使うんですか?片方私のせるろんPCと交換してくださいよ~

いやです。

ですよね、で、それ何に使ってるんですか?

やっと聞いてくれましたね!実は、学校で使える便利なアプリを作りたかったんです‼
なぜ先生がPythonを始めるのか?
- 「ICT教育」の波に、ちょっとだけ乗ってみませんか?
- 新設カリキュラムや「情報探究」の授業で、子供たちに教える立場としての自信に。
- 「定時で帰る」ための最強ツール
- Excelの集計、大量のファイル名変更、名簿作成……これ全部、Pythonなら一瞬です。
- この記事を読めば:プログラミングの「プ」の字も知らない状態から、あなたのPCでPythonが動くようになります。
ステップ1:準備編「まずはコマンドプロンプトを開こう」
プログラマーがよく使っている「黒い画面」。あれはコマンドプロンプト(CMD)といいます。
- 開き方:Windowsキーを押して「cmd」と入力し、Enter。
- 先生へのアドバイス:これを開くだけで、ちょっとカッコよく見えます(笑)。まずはここからスタートです。
ステップ2:一番簡単なインストール方法「winget」
ブラウザで検索してダウンロード……はもう古い!実は、コマンド1行でインストールが終わります。


1. 魔法の呪文を入力
黒い画面にこれをコピー&ペーストしてください。
winget install Python.Python.3.12

2. インストール成功の確認
終わったら、一度画面を閉じて、もう一度CMDを開きます。
python --version
ここで「Python 3.12.x」と出ればOK……なのですが、できなくても大丈夫!つまずくのが普通です。


ステップ3:初めてのプログラミング「Hello World」
せっかく入れたので、世界一有名なプログラムを動かしましょう。
pythonと入力(>>>を確認)。print("Hello World")と入力。- 画面に言葉が返ってきたら、あなたはもうプログラマーの仲間入りです!


print("Hello World") 」と入力ステップ4:【実録】私が直面した「3つの壁」と解決法
ここがこの記事のメインディッシュです。初心者が必ずハマるポイントを解説します。
壁①:「デバイス PRN を初期化できません」の謎
- 起きたこと:いきなり
print("Hello")と打ったらエラーが出た。 - 原因:そこはまだ「Windowsの世界」だから。
- 解決策:まずは
pythonと打って「Pythonの世界(対話モード)」に入りましょう。>>>というマークが出れば、そこがPythonの世界です!
壁②:勝手に「Microsoft Store」が開いてしまう!
- 起きたこと:
pythonと打ったのに、なぜかストアのページに飛ばされる。 - 原因:Windowsの「余計なお節介機能」が邪魔をしています。
- 解決策(アプリ実行エイリアスの管理):
- 設定から「アプリ実行エイリアス」を検索。
- 「Python.exe」をオフにする。
- これで、自分で入れた本物のPythonが優先されるようになります。



これは私も出てきたので、もしかしたら皆さんにもあるかもしれません。
壁③:コマンドが「認識されていません」と言われる
- 原因:PCに「Pythonがどこにあるか」を教えていない(パスが通っていない)状態です。
- 解決策:
- 代わりに
pyと打ってみる。 - それでもダメなら、インストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れ直して再インストール。
- 代わりに
ステップ5:これから何ができるようになる?(校務効率化の例)
「これ、学校の仕事で使えるかも?」と思える具体例を紹介します。
- 画像の拡張子の変更:HEICをpngに簡単変更
- PDFの資料を1枚ずつに切り分け:ほしいページだけを切り抜く
- 画像の一括処理:行事の写真100枚のサイズを一括で小さくして、ブログ用に。

次回より作成したプログラムと使い方を順次公開します。
一歩踏み出した自分を褒めよう!
ここまで辿り着いた自分を、まずは全力で褒めてあげてください。
最初はエラーばかりで、「やっぱり私には向いていないかも…」と弱気になることもあるかもしれません。でも、今回直面したエラーを一つずつ乗り越えたあなたは、すでに「ICTで問題を解決できる先生」への扉をこじ開けています。
実は、世の中にいるプロのプログラマーたちも、すべてのコードを暗記しているわけではありません。彼らも私たちと同じように、エラーが出るたびに検索し、調べ、試行錯誤しながら作っています。「何も見ずに完璧に書けること」がプロなのではなく、「調べながらでも、泥臭く形にできること」こそがプロの姿なのです。
次は、高価なソフトや難しいツールは一切使いません。Windowsに最初から入っている「メモ帳」を使って、自分だけのプログラムをファイルとして保存し、いつでも呼び出せるようにする方法に挑戦しましょう。

これ……Macでもいいんじゃ?

MacでもPythonは使えますが、Windowsで動くexeファイルはMacじゃ作れないんですよね。

まだまだ学校はWindowsが多いですもんね





